■ニュースレター

 

・経営に関する実践的なコラムをニュースレターとして定期的に掲載します。

 


 

会社のブラックバイトと会社のブラックパートの違いは何なのか

 

NHKの特集番組で大学生のブラックバイトの問題が報道されていました。

 

ブラック企業のタイムカードがない為に残業代を支給しない、未払賃金があるなどの行為が紹介されていました。 若者である大学生の将来を憂えるこの行いは決して許されざるものではありません。

今の大学生は親からの仕送りが少なく経済的支援も育英会のように給付型支援も減少しており、給付行為を行った有償経済支援になっており、卒業してもフリーター等の非正規社員では奨学金の返済もままならず、延滞の道へと突き進んでいきます。 その為、学生時代からアルバイトをし、金額の目安として最低でも月5万円位働かないといけないのです。

又、生活の為それ以上の勉強時間もできないくらいのアルバイト時間を企業は要求してくるのです。

 

解決の道は、

・労働法の教育をして、不当な労働行為としないようにリスクをキャッチできる人間になること

・ そういった労働環境をつくらないこと

・ 勉学の為にはそういった悪環境から逃げること

 

だが、何よりもまず経済格差を生じさせないように国や行政が手厚く給付を充実させて勉強に専念させることである。 学ぶ金欲しさのアルバイト行為はこういった問題では論外の行為である。 では学生だけが被害者なのか。 いや、そうともいえないこともある。

タイムカードがない、余分の時間外労働をさせる、代わりのアルバイトを連れてこいという行いは企業にはあってはならないことである。 しかし、そういった行動にさせる方も悪い点が見受けられる。

パートで働く人の中には経歴や学歴、資格を偽って働こうとしている人もいる。 それは働いて初めてうそではないかと企業の人事担当者は気づく。

その場合、どうやってやめてもらおうか。なかなか難しい問題である。 決められた仕事を決められたようにやり、きちんと報告するという一見わかりきったようなことができていないパートの人たちが多い。

クビにするといっても簡単にできる問題ではない。 だけど当初、面接のとき採用の基準をみる履歴書に隠されている盲点(例えば、エクセルができますとかいているのでやらせるとできない。マナーが全くできない。電話応対ができない。字が書けない。上司への報連相ができない。)など極めてナンセンス的なことが多く、それを平気で面接に挑み、それを人事担当者は見抜くことができない。 そうやって採用された人をブラックパートという。

企業を泣かせる不作である。 そういった人は他人をかばうようにさせる。

何も知っていないし、知らされていないから働く人の味方になり零細事業主を悪者扱いにする。

労働基準監督署とでも中立な立場であるはずなのに訴えてきた労働者の味方をする。世の中労働者の言い分が全部正しいとは限らない、むしろ訴えたらなんとかなるというセーフティネットの方を問題にしたい。

 


 

 

 

経理パーソンに求められるもの

 

 

経理スキルというのは、どこの会社に行っても使える「ポータブルスキル」である。

しかし、会計ソフトの登場により正確に数値を入れさえすれば、どんな人でも簡単に試算表などが作れるようになり、それほど評価されるスキルではなくなった。

「決められた作業を的確に行う」という姿勢だけでは今以上に評価されることはなく、「代わりのきかない人材」になるしかない

 

@経営者は信頼する自分の片腕を常にそばに置いておきたい

A社長の片腕である「金庫番」になるためにはコストダウンや経営の効率化といった視点で会社の利益に貢献できることが必須となる。

 

そのためには以下のスキルが必要となる。

 

スキル3つ 

@経営者の期待を先取りしたデータの提出

Aより良い改善手法を生み出す

B会社の財務上の危機を乗り越える

 

出来る経理パーソンの仕事の習慣

 

@情報は外に漏らさない。  「口の堅さ」が重要。

A前日の最後の作業に「明日の準備」をして仕事を効率化する。

Bとりあえず少しだけ仕事に手をつけ、前倒しで仕上げようと意識する。

C集中して作業できる時間を切り分ける。

Dルーティン作業の手順は記録しておき、他人に依頼しやすくしておく。

E繁忙期の負担を減らすために、閑散期に処理を前倒しする。

F積み上げる基礎データの時点から数値を合わせて二度手間を防ぐ。

G仕事の幹と枝の部分を見分け、重要な点に注力する。

H仕事は囲い込まない。  誰でも作業できるシステムを作る。

I教われ上手になる。

J経営者や上司の満足度は「品質×スピード」  素早い返答で相手を満足させる

K中間報告を大事にする。

L営業の視点でも物事を見られるようにする。

 

社長の期待にそえるデータ提供術

 

@社長が繰り返し質問することは先回りして回答を用意しておく。

A「前期対比」「月別推移」の試算表を分析し、金額や比率が大きく変動している項目について原因の検証を行いコメントする。

B会計データをエクセルで加工し、さまざまな種類の資料を作成する。

C資料はグラフ化と罫線の工夫で見やすくする。

D決算予測は予算と前期のデータを利用してシミュレーションする。

E「経営自己診断システム」サービスを利用して財務分析を行う。 資金調達で活躍する 資金調達時に経営者をサポートすることができれば評価が高まる。

 

融資に関して銀行が注目するポイント

 

@何に使うのか (資金使途)

A本当に返せるのか (返済可能性)

B返せなかったときは (保全)

これらを1枚にまとめて試算表・資金繰り表と合わせて提出する。

 

資金繰り表のチェックポイント

@試算表との整合性を図る

A前期データとの整合性を図る

B取引条件(回収・支払サイトと金額)との整合性を図る

C資金需要と返済可能なストーリー作りをする

 


経理や給料計算の今後の方向について

 

経理事務や給料計算業務が現在の担当者が高齢となっている為、代替案についての提案です。

はじめに 経理担当者が高齢の為、早急に会社の会計を見直す必要がある。 事前準備として振替伝票を作成しないノー伝票システムへの切替、その用意を事前にする必要あり。

 

まずその段階として

 

@パソコンの導入をする。H28.3.1〜

Aプリンターの設置をする。H28.3.1〜

B財務会計ソフトの選択・購入をする。H28.3.1〜

Cリーダー(責任者)の選任をする。H28.3.1〜

D実験開始に入る。H28.3.1〜  平成27年2月  

 

(1)移行準備  平成28年2月  

(2)移行準備    (決算中)  

(3)PC総勘定元帳を作成 検討

 

伝票のない経理の進め方をすることのメリットは何か

 

1 帳簿のスピードが速い

2 簿記専門性が弱まる(誰にでもできる)

3 秘密主義がなくなることにより、みんなができる 4 経営資料等が早い

 

伝票のない経理をしないことのデメリットは何か

1 コストがやや高い(コンピュータ導入、ソフト代)

2 秘密主義があることにより情報漏洩防止ができなくなる

3 専門特化した人間がいないと難しい

4 スピードが遅い

5 経営資料が遅くなる

 

経理の引継マニュアルとして

 

手書きの  

@振替伝票がある                 

A試算表がある      今後廃止となる                  

B総勘定元帳がある

@を証憑から直接入力、手入力、仕訳日記帳作成   CPC化

A試算表                     CPC化

B総勘定元帳                   CPC化

 

移行の流れ 手書き       手書き            補助簿 振伝        総勘定元帳                 分解      手書き総勘定元帳、 合計転記総勘                  

直接入力  ⇒ パソコン化 (パソコン)使用 総勘定元帳の体系について 勘定科目 (補助簿) (合計転記) 現金 日経簿     

※ 合計表 預金 通帳、預金帳  ※ 合計表 売掛金 売掛帳 合計表 買掛金 買掛帳 合計表 売上 売上帳     

※ 合計表 仕入 仕入帳     ※ 合計表 経費帳 販売費 個別記入 勘定科目毎 合計表 一般管理費 個別記入 勘定科目毎 合計表 人件費 個別記入 勘定科目毎 合計表 合計表 合計表 他の資産 個別記入 他の負債                  

個別記入 他の経費 個別記入 補助簿とは補助的な帳簿で現金出納帳・日計表・預金帳などがある 給料についての問題

@給与明細書の作成を誰にやらせるか(現在手書き)  後任者は社会保険、労働保険、雇用保険など必要な知識を習得した者が採用の条件となる

A給与ソフトの導入が必要  (1)パソコンの準備  (2)プリンターの設置  (3)給与ソフトの選定  (4)事前準備

 

B重要な資料であるから誰もが知ることはなくさなければならない

 

給料の流れについて

例えば2月分の場合

 

 3/10支給    

 

4/10払い    5月〜 給与明細作成 → 納付書作成 → 総勘作成 (準備)                  

連動している    P C 給与明細作成               

連動している 給与ソフトを導入することにより管理資料の作成が容易


経理事故防止の為の対策(各社共通)

 

1.同一人に何もかもやらせない。

1.チェック体制を図る。

誰がチェックしたか、印を押させる。 複数の人に見させる。

例 入金表(エクセル)      振替伝票     

 

支払や入金の証憑類

1.社長に報告するシステムをつくる。

例 営業日誌を毎日ノートに各人別書かす。【頁に半分(1日)位。】

 

1.仕事を分担させる。

例 家賃預り台帳の徹底記入     

家賃入金リストの作成を当番制(月1回)にして社内の誰もが作れて見れるようにする。

 

具体的な事例

1.家賃預り台帳の作成・チェック。

1.ひとまず赤線で各取引先の頁を締める(9月1日付)。

1.それから一から開始するつもりで各月記入する。

1.残高はスタート時は0として以後必ず各月残高を入れること。

1.いらない取引先はバインダーを分けて別にしておくこと。

1.預り台帳は不動産会社では絶対必要なものだという意識をもたせること。

1.各月別の人間が記入されているかチェックをして、記入が遅れているようだと各台帳を分担制(複数の人間)にして遅れないようにする。

1.エクセル入金表のチェック。

1.入金されているかは必ず通帳の現物をみること。

1.チェックした人の印を押印すること。    

 できれば日付回転印があれば望ましい。 1つ3000円位

 

 

 

1.振替伝票の遅れについて

1.日々作成すること。

1.まとめて起票しない。

1.小口現金出納帳をきちんと記帳しているかチェックすること。

1.現金(つまり支払部分)と入金(つまり収入部分)とは、分担させ、別々の人がやることによりスピードアップが図れ、検証防止にもなる。

1.伝票は毎月分を少しでも翌月中旬から末には完成させること。できなければそうするようにさせること。

1.振替伝票の1枚1枚に作成した者の認印を押させることは、各社で徹底したい。

1.各社内取引はできるだけなくすこと。複雑化することにより余分の時間がかかる。(どこがいらないか考えること)

1.えてして業務が1人の人間に集中することもあるが、あえて分担させること。その人間でないと分からないような仕組みにしないこと。

 

原因について

1.した方もさせる方も悪い

1.税理士対策

1.常に不審なところがあれば、直接報告させること。

1.年に1回の決算時にまとめてやるので余裕がないのかも。決算は早めにやる。

1.会社の内容、特にどういうものか帳簿としてあるかを知らしめること。

1.各人の引出しや持ち物をきれいにさせること。(よく銀行でもカバン持ちが自分の書類を自己のカバンに入れて奥の方につっこんで不正がわからなかったという過去の例がある)

1.税理士の仕事は税に対する専門家だけではない、社内を検証する人間として仕事をさせる。 これを見ましたらすぐ実行してください。やってみなければ又同じです。